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要望20年ついに「多賀城交番」駅前へ

2月から多賀城交番となる駅前警察官立ち寄り所

 宮城県警塩釜署管内で最も大きい交番「多賀城交番」(多賀城市)が、2月1日に現在地から約600メートル離れたJR仙石線多賀城駅前に移転する。防犯上の観点から20年以上にわたって市が要望してきた場所で、悲願の移転が実現する。

 新交番は、駅前再開発に伴い、2014年に同市中央3丁目に新設された市所有の警察官立ち寄り所を活用する。敷地面積約290平方メートル、木造2階で延べ床面積217平方メートルで、県内の交番では最大規模の広さ。現在地と同じく塩釜署管内の交番で最も多い署員16人が勤務することになる。
 市は、JR多賀城駅周辺で自転車盗などの路上犯罪が多発していたことから、防犯上の観点から1993年に県警に対して駅前への交番設置を求めた。以降、要請活動を続け、01年には将来の交番設置を見据えて、駅前に警察官立ち寄り所を設置していた。菊地健次郎市長は「長年の要請活動が実を結び、ありがたい。市民も心強く思っている」と歓迎する。
 現在の多賀城交番は、1978年に国道45号沿いに設置された。県警は、駅前を中心とした都市開発が進んだことや被災地の復興工事に伴う事件事故の多発、長年の地域住民の要望を受けて移転を決めた。


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2017年01月21日土曜日


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