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<女川原発>東北電がトラブル再発防止策

 東北電力は20日、女川原発(宮城県女川町、石巻市)で2015〜16年に多発したトラブルの分析と再発防止策を取りまとめた。「リスク想定と基本動作の徹底が不十分だった」として、作業計画時の事前検討や作業前のセルフチェック、管理職による現場指導などを実施する。
 女川2号機で16年7月、原子炉建屋の地震計を作業手順のミスで誤作動させ、原子炉緊急停止信号に当たる警報が発生。原子力規制庁の指導を受け、15年以降相次いだ類似の人的ミスと合わせて要因を分析した。
 その結果、組織面は相互確認、基本動作の教育、管理職の関与が不足。個人面は緊張感の低下、慣れによる思い込み、理解不足などが挙げられ、今後は作業計画時から終了後に至る検討や確認を強化するとした。
 女川原発では15年9月、1号機で図面の確認ミスにより停電が2度発生し、非常用発電機が自動起動。16年7月は3号機から火災発生情報を誤って発信。同11月に1号機で起きた海水漏れは、作業員の聞き間違いと確認不足が原因だった。


2017年01月21日土曜日


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