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<仙台文学館>12年越し展示準備実る

仙台文学館に登場した恩田さんの特集コーナー

 仙台市出身の恩田陸さん(52)の「蜜蜂と遠雷」が直木賞に選ばれ、市内の書店は20日、受賞作や過去の著作を集めた特集コーナーを設け、祝福ムードを盛り上げている。青葉区の仙台文学館も快挙をたたえる展示を始めた。
 同区の丸善仙台アエル店は、店舗入り口に恩田さんコーナーを新設。開店時に三十数冊あった受賞作の在庫は夕方までにほぼ半分が売れた。
 中崎悠人店長(35)は「最近では『ハリー・ポッターと呪いの子』や又吉直樹さんの『火花』に準じる売れ行き。来店者が増える起爆剤になりそう」と期待する。
 仙台文学館はロビーで恩田さんの業績や略歴を紹介するパネルを飾った。所蔵する著作約60冊も机2台に並べた。
 2005年の初ノミネート以来、候補に挙がるたび6回もパネルを作り替えてきた学芸員の阿部朋子さん(38)は「12年越しの準備が実ってうれしい。これをきっかけに多くの人に恩田さんの著作を手に取ってほしい」と話した。


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2017年01月21日土曜日


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