宮城のニュース

<全日本卓球>張本・宇田組4強ならず

男子ダブルス準々決勝 フルゲームの末に敗れた張本(手前)と宇田のペア

 卓球の全日本選手権第5日は20日、東京体育館で行われ、ダブルスの男子は張本智和(仙台市出身)、宇田幸矢組(ともにエリートアカデミー)が準々決勝で敗れた。

◎張本、全3種目で敗退「本当に悔しい」

 張本の長い戦いが終わった。男子ダブルス準々決勝で、昨年末の世界ジュニア選手権団体優勝を共に味わった木造、松山組に屈し、出場した全3種目で敗退。4日間で13試合を戦い抜いた中学1年生は「本当に悔しい。自分の実力を認めるしかない」と絞り出すように話した。
 力強いバックハンドを武器に、2ゲームを先取した。残り1ゲームを取れば準決勝進出。だが、ここからが長かった。
 競り合うと絶妙な連係で強打を連発する相手ペア。2−1で迎えた第4ゲーム。6−10から4連続得点で同点に。ここで「点を取りたくなってしまった」と攻め急いだことが災いしてフルゲームにもつれる。最後は勢いに乗った高校生を止められなかった。
 大会前からの課題だった「フォアハンドの威力」は発展途上だが、通用する部分もあった。8強入りを決めた5回戦。引退試合となった元世界選手権代表の塩野は「未来ある2人に負けたなら誇れる。(張本は)バックハンドの技術が超一流」とたたえた。
 「勝てない時期は必ずある。負けることも必要」とねぎらった父の宇コーチに対し、本人は「勝てなかった理由を探して、次に生かしたい」。東京五輪を目指すホープは既に次を見据えている。(剣持雄治)


2017年01月21日土曜日


先頭に戻る