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あの人に届け 鎮魂の花火

東六郷小の上空で、震災犠牲者をしのぶように青白く輝いた鎮魂の花火=21日午後6時5分ごろ、仙台市若林区

 今年3月に閉校する仙台市若林区の東六郷小で21日、東日本大震災の犠牲者を悼む「鎮魂の花火」が打ち上げられた。地元住民と被災で移転を余儀なくされたかつての住民約300人が集まり、冬の夜空を彩る花火を見つめながら犠牲者や地域の将来に思いをはせた。
 参加者は校庭の慰霊塔で献花を行って黙とうをささげた後、校舎2階に移動して花火を見物した。午後6時から大小75発の花火が次々と打ち上げられると、歓声が起きた。
 鎮魂の花火は、六郷東部地区の交流とにぎわい再生を目指す住民団体「わたしのふるさとプロジェクト」が主催し、昨年に続き2回目。代表を務める東六郷小PTA会長の大内文春さん(42)は「皆、さまざまな思いで花火を見たことだろう。学校はなくなってもまた皆で集まれるよう、今後も続けたい」と話した。


2017年01月22日日曜日


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