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<仙台中2自殺>市側「専門委で調査継続」

 昨年2月、いじめを苦に自殺したとみられる仙台市泉区の市立中2年の男子生徒=当時(14)=の遺族が、市教委第三者委員会いじめ問題専門委員会の調査が不十分だとして解散を求めていた問題で、奥山恵美子市長と市教委は21日までに、「現在の専門委による調査を継続する」と遺族に文書で回答した。
 回答書によると、自殺の背景や学校の対応などを第三者の立場で調査中だとして、奥山市長は現行の専門委の立場を尊重する考えを強調。年度内にも提出される答申を踏まえ、「痛ましい事態が生じないように必要な措置を講じる」と理解を求めた。
 教員が同級生に対し、自殺した生徒に関する無料通信アプリLINE(ライン)の履歴画像の削除を命じたことについて、市教委は事実関係を認めつつ、「証拠隠滅には当たらず、個人情報保護の観点から妥当」と回答。拡散を防ぐ措置だったといい、同級生らの了解を得たと釈明した。
 父親は電話取材に「当たり障りのない内容で納得できない。答申まで待て、と言われているようだ」と不満を述べた。
 遺族は昨年12月28日、いじめの加害者を特定しない調査の在り方に強い不満を示し、市教委に抗議文を提出し、新たな専門委の設置や再調査などを求めていた。


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2017年01月22日日曜日


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