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東方落語の定席 仙台に

落語家・今野家ちょすなさん

 東北弁で落語を演じる東北落語プロジェクトは、今年で設立20年。私も二十歳になりました。前座から二つ目に昇進することが当面の道しるべです。

◎東北わたしの道しるべ/落語家・今野家ちょすなさん(20)=仙台市青葉区

 それには落語50席を覚え、試験に合格しなければなりません。でも、仕上がったのはまだ5席で、現在「寿限無」を稽古中。道のりは遠そうです。
 会話に各地に伝わる方言となまりをふんだんに取り入れた東方落語の魅力は、東北に暮らす人たちが臨場感を持って落語の世界を楽しめることにあります。
 東北弁を田舎くさいと感じる人もいるようですが、ちゃんと耳を澄ませば、どこか懐かしく、耳に心地よいと気付くはずです。方言は東北が世界に誇れる立派な文化。「おしょし(恥ずかし)」くなんかありません。胸を張りましょう。
 東北らしさを伝える東方落語を江戸、上方に匹敵する大衆芸能にするのが、私たち若き担い手の役割。いろいろな世代の人が寄席へ足を運ぶようになり、いつの日か、専門の定席が仙台にできたら最高ですね。

 東北に思いを寄せる人たち120人が登場し、東北の未来を語ります。


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2017年01月22日日曜日


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