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<寒ざらしそば>実を沢水に浸し、仕込み

ソバの実が入った網袋を冷たい清流に浸す関係者

 蔵王連峰不忘山の雪深い渓流で大寒の20日、ソバの実を冷たい沢水に浸してあくを抜き、甘味を引き出す「寒ざらしそば」の仕込み作業があった。
 宮城県白石市のみやぎ蔵王白石スキー場から約2キロ入った現場は気温氷点下3度、積雪約1メートルの白銀の世界。地元のそば店主ら9人が、ソバの実が入った網袋を清流に沈め、雪をかぶせた。
 立春前の2月3日に引き上げ、寒風に当てて乾燥させる。今回の仕込み量は同市産などのソバの実540キロ。そば約4000食分に当たり、3月初旬から同市や蔵王町などの5店舗で提供される。
 寒ざらしそばの魅力を発信しようと、同市の製麺業白石興産が企画し、今年で14年目。同町でそば店を営む竹内直人さん(69)は「普通のそばと違い、寒ざらしは甘みが全く違う。お客さまに喜んでもらえるそばを打ちたい」と話した。


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2017年01月22日日曜日


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