岩手のニュース

<三陸復興フォーラム>震災の教訓 後世へ

震災の経験を後世に伝える取り組みを報告したフォーラム

 いわて三陸復興フォーラム全体会(岩手県など主催)が21日、盛岡市であり、東日本大震災で得た教訓や経験の継承などに取り組む活動事例を発表した。
 県や市町村の担当者、県民ら約250人が参加。達増拓也知事は被災や復興の過程を記録した写真、映像、文書を網羅した「デジタルアーカイブ」計画、陸前高田市に開設する東日本大震災津波伝承施設などの事業を報告した。
 その上で「震災の経験や教訓を国内外に伝え、今後の防災に役立ててもらうことが求められている」と意義を強調した。
 震災の教訓を後世に伝える宮古観光文化交流協会の「学ぶ防災」ガイド、元田久美子さんは「逃げる意識を持つことが大事。私たちがすべきことは教育、訓練、伝承で、子供たちが災害に備えられるよう案内している」と語った。
 大船渡津波伝承館の斉藤賢治館長は「逃げれば助かることは分かっている。ハザードマップや堤防を過信しない」と訴えた。
 グーグル防災・復興プロジェクトの松岡朝美プログラムマネージャーは、震災前の思い出をウェブ上で共有したり、企業・団体の復興支援事業を公開したりする取り組みを紹介。「紙などで残っているものを検索でき、読めて、共有できるよう今後も関わっていきたい」と話した。


2017年01月22日日曜日


先頭に戻る