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<黒川能>いろり囲み王祇祭準備

巨大ないろりで豆腐を焼き上げる住民たち=21日、鶴岡市黒川

 山形県鶴岡市の黒川地域に伝わる国指定無形民俗文化財「黒川能」の王祇祭が2月1、2日に開かれるのを前に、現地で21日、巨大ないろりで豆腐を焼く作業が始まった。地域住民が祭りの招待客らをもてなす食材で、22日までの2日間で約1万個を焼き上げる。
 居住地で「上座」と「下座」に分かれた氏子が、それぞれの地区の小屋で作業した。上座では、朝からお年寄り約30人がいろりを囲み、「焼けたよ」「焦げている」などと声を掛け合いながら串に刺した豆腐を次々とあぶっていった。
 王祇祭は毎年2月初め、春日神社のご神体「王祇様」をその年の当番の民家などに迎え、能や狂言を奉納する。いろりで焼いた豆腐はしみ豆腐にし、サンショウで味付けするなどして祭り当日に振る舞われる。


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2017年01月22日日曜日


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