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避難先のいじめ防止を 浪江中生が東京で訴え

福島から避難している児童生徒へのいじめをなくそうと訴える落合中の生徒

 福島県浪江町浪江中と東京都多摩市落合中の生徒計5人が21日、同市であった交流イベントで、東京電力福島第1原発事故で福島県外に避難した児童生徒に対するいじめをなくすためのメッセージを発表し、「傷ついた人を追い込む行為は犯罪だ」などと訴えた。
 落合中2年の渋下すみれさん(13)は「避難先で不安になっている時こそ寄り添い、協力するべきだ」と強調。同じく岡崎琳音さん(14)は「いじめを止めることは怖いかもしれないが、いじめられている人にとっては『声を発する人』が一人でもいれば心強い」と呼び掛けた。
 浪江中2年の渡辺なつみさん(14)は「周りには応援してくれる人、手を差し伸べてくれる人がいて『一人じゃないんだよ』と伝えたいと思う」と述べた。
 イベントは、復興シンポジウムなどを毎年開催している多摩市の桜ケ丘商店会連合会が主催した。あいさつした阿部裕行市長は「多摩市は震災後の計画停電で街が真っ暗になり、福島の皆さんに支えられていることに気付いた」と語った。


2017年01月22日日曜日


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