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<ふるさと納税>角田市 返礼品見直し急減回避

 宮城県角田市の2016年度のふるさと納税収入が、返礼品の見直しで危惧された前年度からの急減を回避できる見通しになった。国の要請を受け人気の家電製品を取りやめたが、家電以外の返礼品追加や品目の倍増で持ちこたえ、担当者は安堵(あんど)している。
 市の16年度のふるさと納税収入は今月6日現在、入金済みと申し込みを合わせて8140万円。15年度の1億627万円は下回りそうだが、既に8割を確保できた。
 市は15年度、市内に工場があるアイリスオーヤマ製の軽量掃除機や電子レンジなどを返礼品に追加。これが功を奏し、収入は14年度の294万円から大きく伸びた。
 総務省は昨年4月、家電や金券といった換金しやすい返礼品を見直すよう全国に通知。市は7月から家電7品目を取りやめた。家電は7品目で計約6000万円を集めただけに、当初予算で15年度並みの収入(1億円)を見込んでいた市は対応を迫られた。
 代替策として市は、返礼品を15年度の2倍の約60品目に増やした。アイリスオーヤマの無加水鍋などを追加したほか、特産のナシを期間限定で提供するなどして減収防止に努めた。
 市政策企画課の担当者は「落ち込みが予想されたが、思った以上に踏ん張ることができた。今後も主力の農産物はじめ、多様な地場産品をアピールしたい」と話した。


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2017年01月23日月曜日


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