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<国道286号>冬期難所バイパス化 完成28年

 仙台、山形両市を結ぶ国道286号で、冬期間の難所となっている仙台市と宮城県川崎町の境界付近のバイパス化に市と県が着手した。2028年ごろの完成を目指す。移動の安全が確保されれば、仙山圏交流の一層の促進が期待される。
 バイパスの予定区間は太白区坪沼−川崎町支倉間の約2.7キロ。現在の道路は急勾配と急カーブが連続しており、北側に二つのトンネルと三つの橋を含む道路を新設する。事業費は80億円程度を見込む。
 仙台市域の約1.4キロは市が、川崎町域の約1.3キロは県が建設する。片側1車線で、幅3.5メートルの歩道も整備する。測量や地質調査、詳細設計を経て、19年度をめどに用地交渉と工事に着手する方針。
 国道286号は笹谷街道として知られ、工事区間の近くに国営みちのく杜の湖畔公園(川崎町)や秋保温泉(太白区)がある。山形自動車道が並行しており、バイパス化で仙台−山形間のアクセスの選択肢が広がるほか、土砂災害の被害防止効果も見込まれる。
 県大河原土木事務所の吉田光浩技術次長は「バイパスが完成すれば走りやすくなり、スリップ事故の危険も解消できる」と話した。


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2017年01月23日月曜日


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