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<アングル宮城>酒造り しなやかに愛注ぐ

【夢へ】もろみ造りで、米の溶け具合などを確かめる千葉友紀江さん(36)。仕込み中は2週間ほど泊まり込む。杜氏の資格を取得し「海外の食文化に合わせた酒を造りたい」。東日本大震災の地震で被災し、仮修復した蔵で夢を描く=山和酒造店

 いてつく寒さの中、蔵に新酒の甘い香りが漂い始めた。かつて女人禁制だった酒造りの世界で近年、女性が腕を振るっている。
 宮城県酒造協同組合によると、県内の蔵元は現在25社で、7人の女性が携わっている。
 山和酒造店(加美町)には南部杜氏の資格を持つ県内で唯一の女性がいる。7代目の伊藤大祐さん(37)は「独特の感性や細やかな気配りが必ず生きてくる」と信頼を置く。
 一ノ蔵(大崎市)では、2人の新人が初めての仕込みに挑戦中。川敬商店(美里町)の跡取り娘は父から、いろはを学んでいる。
 酒造りに情熱を注ぐ女性たちを追った。(写真部・小林一成)


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2017年01月23日月曜日


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