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<楽天>則本が肉体強化 大黒柱の自覚

釜田(中央奥)とともにノックを受ける則本

 今年の則本昂大には例年以上の強い責任感が漂う。開幕前のWBCに向けては、日本代表の一員として「(2大会ぶりに)世界一を奪還するための力になりたい」。チームでは、新人から4季連続で務める開幕投手を譲るつもりはなく「個人的には(5季連続で)投げたい」と先発陣で大車輪の活躍を誓う。
 昨季は後半に失速し、勝ち星を積み上げられず11勝11敗に終わった。その反省とともに、3年連続Bクラス(4位以下)に沈んだ責任も感じ、オフの自主トレで年間通して力を発揮する体づくりに励んだ。昨年12月には肉体強化に詳しいダルビッシュ(レンジャーズ、宮城・東北高出)の練習に参加し、方法論を教わった。例年より重点的に体全体の強化に努めた結果、「昨年より早い」と実感するほどの仕上がりだという。
 今季は西武からフリーエージェントで岸孝之が入った。2013年限りで田中将大が退団して以降、チーム唯一の2桁勝利投手として則本が背負い続けた重荷は軽減されそうな状況だ。それでも3季ぶりの200投球回到達を目標とするのは「1年間先発を外れず、しかも長い回を投げないと200には達しないから」。これもチームを背負うエースの自覚の表れだろう。
 「WBCに始まって長い1年になるが、けがなく乗り切りたい。1年間投手陣を引っ張っていく」と全力で戦い抜く覚悟を示した。(佐々木智也)


2017年01月23日月曜日


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