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<E番ノート>ビールかけの呪い

祝勝会で、星野仙一監督(左)にビールをかける田中将大投手=2013年9月26日午後11時58分ごろ、東京都立川市内のホテル

 東北楽天の星野仙一球団副会長が野球殿堂入りした16日の式典、中日の先輩で名投手だった杉下茂さん(91)が祝辞を述べた。星野副会長が東北楽天監督として2013年に初の日本一に輝くまで、選手、監督で日本シリーズに計5度敗退した因縁について逸話を紹介した。
 1974年、当時の星野投手はV9の巨人から中日が王座奪還する原動力になった。逸話はリーグ優勝祝賀会の一幕。「ビールかけの時、星野は『(リーグ戦で)巨人に勝ったからいいんだ。日本シリーズは邪魔なんだ』と言っていた」
 これが災いし、日本シリーズの栄冠に縁遠かったというのだ。東北楽天を率いた星野監督が「巨人相手で燃え方が違った」と振り返る第7戦に及ぶ熱闘を制するまで足かけ39年かかった。
 昨年の大リーグ、カブスが108年ぶりに頂点に立った。1945年のワールドシリーズで、ヤギを連れたファンが入場拒否された恨みに起因して優勝が縁遠くなったという「ヤギの呪い」が話題になった。星野副会長の場合は「ビールかけの呪い」だったのかも。(金野正之)


2017年01月23日月曜日


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