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<ベガルタ新顔>頂点を経験 復活に全力

「広島、浦和での経験をチームの若手に伝えたい」と意気込む石原

 J1仙台に5人の選手が加わった。顔ぶれは多彩で、上位進出を目指す上で欠かせない存在となる。新天地で活躍を期す新戦力を紹介する。

◎ベガルタ新戦力紹介 FW石原直樹(32)

 強豪クラブで数々のタイトルを手にしてきた。J1広島では2012、13年にリーグ連覇。J1浦和では15年に第1ステージ、16年に第2ステージを制した。「もう一度、あの瞬間を味わいたい」。期限付き移籍した仙台で、クラブ初優勝の原動力になる決意だ。
 言葉には頂点を経験した者ならではの重みがある。「1年間の頑張りがタイトルにつながる。調子が悪くなっても自分たちのスタイルを崩してはいけない。広島と浦和で学んだこと」。32歳のベテランは「仙台の若手にも経験してきたことを伝えたい」と話す。常勝軍団のDNAの注入に期待がかかる。
 プレー面の実績も十分だ。J1、J2で計337試合に出場し、計88ゴールを決めた。キャンプのミニゲームでは、新システム「3−4−3」の下がりめのFWを務め、早速鋭いシュートをネットに突き刺した。「広島時代にもシャドー(ストライカー)の位置は経験している」と頼もしい。
 広島から浦和に移った15年の4月、右膝前十字靱帯(じんたい)損傷の大けがを負った。回復を待ってくれるほど甘くはない。「結果を出さければ、次々と優秀な選手が外からやってくる」。この2年間でリーグ戦出場は計10試合。強豪クラブの厳しさを味わった。
 仙台からオファーを受けた際、渡辺監督の言葉が印象に残っている。「『やってやろう』『やり返そう』という気持ちはないか?」
 「その通りだと思った。もう一度ゴールを量産したい」。目標ゴール数は背番号の「11」以上だ。2年分の悔しさを仙台で晴らす。(狭間優作)

[いしはら・なおき] 173センチ、62キロ。群馬・高崎経済大付高を経て、J2湘南、J1大宮、広島、浦和でプレーした。妻、2歳の長女、1歳の次女と暮らす。趣味はゴルフ。「オフの日にチャンスがあれば」とキャンプ地にゴルフバッグを送った。群馬県出身。


2017年01月23日月曜日


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