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4週連続マラソン 岩手県南で5月から

5月21日に初めて開催される「いわて奥州きらめきマラソン」の実行委員会事務局

 岩手県南部で5〜6月、4週続けてマラソン大会の日程が組まれ、各大会関係者が動向を注視している。奥州市で5000人規模の大会が初開催されるため、参加者確保の競争が激しくなりそうだからだ。既存大会の関係者には、新顔の大会にリピーターが流れるとの懸念がある一方、「4週連続マラソン」の波及効果を期待する見方もある。
 トップを切って行われるのは、奥州市が5月21日に初めて開く「いわて奥州きらめきマラソン」。フルマラソン(定員3000人)10キロ(1000人)3キロ(1000人)を設ける。2015年まで秋に開催された市内3地区の大会を統合し、東北では春に少ないフルマラソンを柱にした。
 フルマラソンの申し込みは、既に定員の8割以上の2500人を超えた。「高低差20メートル以内の高速平たんコース」というアピールが、記録更新を目指すランナーの支持を得た。
 市生涯学習スポーツ課の担当者は「募集終了の2月21日の前に定員に達する可能性が出てきた。奥州の名前を売り込むチャンスにしたい」と意気込む。
 この状況を受け、既存大会の関係者には「参加者が減ってしまうのでは」との不安が広がる。
 奥州の大会の翌週5月28日は、西和賀町で第37回河北新報錦秋湖マラソン(西和賀町)がある。30キロとハーフ、10キロで定員は2300人。例年2月の募集開始を1月25日に前倒し、影響を食い止める構えだ。
 実行委員会会長の細井洋行町長は「根強いファンにも、また来たいと思ってもらえる大会にしなければならない」と話す。
 6月4日には金ケ崎町で第35回金ケ崎マラソンが控える。ハーフと10キロ、5キロ、3キロに毎年約2000人が参加する。大会関係者は「どれぐらい奥州に参加者が流れるか」と気をもむ。
 対照的に、6月11日の第13回いわて銀河100キロチャレンジマラソンは奥州で走った人の参加を見込む。北上市から雫石町まで走るメインの100キロには約2000人が参加する。
 佐々木伸郎実行委員長は「奥州の大会に練習の一環で出場し、100キロに挑戦するケースがあるだろう。県南で毎週マラソンがあれば観光などへの波及効果は大きい」と指摘する。


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2017年01月23日月曜日


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