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<フラワー長井線>増収へ「窓上広告」好発進

新設された窓上広告。寺がスポンサーの広告は異色の内容だ

 経営改善に努める第三セクター山形鉄道(山形県長井市)が運行するフラワー長井線の車内広告が順調だ。昨年10月に新設した窓上広告が18枠全て埋まり、新しい収入源になっている。既存の中づり広告(16枠)も新年度から広告代理店を通さない自前営業でスポンサーを確保し、増収につなげる。
 車内両脇に新設した広告の掲示スペースはB3判サイズ。全6両に24万円をかけて設置した。年間契約は1枠7万2000円で期間限定は1カ月1万円。通学利用が多い高校生を意識した自動車学校や携帯電話会社などの広告が多い。
 異色なのが地元のお寺の広告。寺の入り口などに張り出した季節の事柄や人生などについて書き記した文章を、そのまま広告にした。寺に張り出された文章を読んだ職員が飛び込みで依頼したところ、寺名を明かさない条件で契約が成立。現在は四つの寺がスポンサーになっている。
 窓上広告の売上げは年間150万円を見込む。中づり広告は自前営業に移行することで、売り上げを現在の約60万円から100万円程度に増やせるという。
 町田純一営業企画課長は「できるところから営業努力を進めている。車内にはまだスペースがあるので、広告主を新規開拓し、さらに収益アップにつなげていきたい」と話している。
 山形鉄道は昨年11月、国から鉄道事業再構築実施計画が認められ、収益改善を図っている。


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2017年01月23日月曜日


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