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<いじめPTSD>元生徒と仙台市 調停不調

 仙台市立中でいじめを受け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の疑いと診断された元男子生徒(17)が市に慰謝料などを求めた調停は23日、仙台簡裁で不調で終わった。元生徒側は取材に対し、市のいじめへの対応を是正指導するよう求める意見書を文部科学省に提出する方針を明らかにした。
 調停で元生徒側は、いじめに対する学校の対応の詳細を明らかにするよう求めた。元生徒の代理人によると、市側は「学校は適切な対応を取り、解決済みだ」として、慰謝料の支払いと共に拒否した。
 元生徒側は文科省への意見書で(1)いじめを解決済みと拙速に判断せず、いじめの影響に苦しむ生徒の支援を怠らない(2)被害者側に学校の調査や加害生徒への指導内容を適切に情報提供する−ことを市に指導するよう求める。
 元生徒は2012年の中学1年時、同級生からパンツを脱がされるなどのいじめを受けた。3年時にPTSDによる不登校の疑いと診断された。


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2017年01月24日火曜日


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