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<シャトルバス>実験運行 大学生を中心街へ

郊外の大学付近からシャトルバスに乗り、JR青森駅で降りる学生たち=18日午後5時5分ごろ

 青森市内の大学がいずれも郊外に立地し、学生がその周辺に住んでいるため中心市街地に大学生の姿がない青森市で、学生を中心部に呼び込むためのシャトルバスの実験運行が16〜21日に行われた。
 青森市内には大学・短大が6あり、学生約4600人が在籍している。中心市街地へのアクセスについて「中心部に来てほしいと言われても交通手段がない」「市営バスは運賃が高く、午後11時以降の便がない」と学生の不満は根強い。
 シャトルバスは、中心部の活性化を目指す青森商工会議所などが初めて企画した。運賃を無料にした上、利用者が中心商店街で特典を受けられるサービスを展開。商議所でインターン経験のある青森中央学院大2年三上夏佳さん(20)も同級生らに要望を聞き、企画に携わった。
 利用者としてJR青森駅から10キロ程度離れている青森大、青森中央学院大、青森公立大の学生を想定。期間中、青森大から青森中央学院大を経由し青森駅前に到着する無料シャトルバスを午後4〜11時に往復7便運行した。6日間で延べ約440人が乗車した。
 18日に利用した青森中央学院大1年小松愛可さん(19)は「アルバイトに行くために乗った。シャトルバスがあったら便利だと思う」と感想を述べた。
 青森商議所商工業振興課は「『遅くまで運行してもらえてうれしい』という声がある一方、夜間の乗車は少なく、結果に結びついていないのが課題だ」と話す。今後は利用者のアンケートを精査し、料金や期間を検討しながら新年度以降の本格運行を目指す。


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2017年01月24日火曜日


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