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<仙台市長施政方針>定禅寺通街並み再構築

光のページェントが開幕し、優しい光に包まれたケヤキ並木=2016年12月9日午後5時50分ごろ、仙台市青葉区の定禅寺通

 仙台市の奥山恵美子市長が市議会2月定例会で表明する新年度施政方針の骨子が24日、分かった。市中心部の定禅寺通を都市ブランドの柱に据えて街並みの再構築を目指すなど、東日本大震災で後手に回っていたまちづくりや地域課題の解決に力点を置く。
 8月に任期満了を迎える奥山氏の2期目最後の施政方針は新年度、「仙台らしさで挑む、まちづくり推進の年」を掲げる。現在はJR仙台駅前に集中する人の流れを定禅寺通周辺にも呼び込むため、道路空間の作り替えに着手し、魅力アップを図る。整備検討中の音楽ホールも、まちづくりの観点から立地場所や規模を議論する。
 宮城野区鶴ケ谷、太白区八木山などの古い団地や市西部など人口減少や高齢化が特に進む地区ごとに、市民やNPO、民間事業者と協働で課題解決を図るプロジェクトも始める。コーディネート役を担う区役所の人員体制も強化する。
 昨年11月に山形市と結んだ包括連携協定に基づき、ドローン関連の起業支援やJR仙山線開業80周年記念イベントを通じ、仙山圏の活性化に取り組む。東北観光の入り口としての役割を高めるため、仙台駅周辺の観光バス乗り場の集約などの検討に入る。
 震災の津波で被災した東部地域の防災集団移転跡地は、市民や事業者の提案を踏まえて活用を進める。震災遺構の旧荒浜小(若林区)は新年度に一般公開を始める。老朽化した市役所本庁舎の建て替え方針も説明する。


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2017年01月25日水曜日


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