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<おめつき>笑っていい年 復興祈る

雪が降る中、山車を担いで突き進む男衆

 東日本大震災で被災した宮城県石巻市雄勝町名振地区で24日、県無形民俗文化財の「おめつき」があった。男衆が山車を担いだり、ユニークな寸劇を披露したりして復興や子孫繁栄を祈った。
 住民やボランティアの男性ら約40人が参加。力強い太鼓の音や掛け声に合わせ、山車を揺さぶりながら浜辺などを練り歩いた。寸劇では性器をかたどった木彫りや小道具を用いて子宝を祈願し、見物客らの笑みを誘った。
 主催した名振秋葉神社氏子会の和泉誠一郎総代長(77)は「おめつきは地域にとって大切な行事。震災後、地区の復興はだいぶ進んだ。支援してくれた皆さんのためにも、やれる限り続けたい」と話す。初めておめつきを見た石巻市の相原泰子さん(73)は「みんなで笑い楽しむことができた。よい一年になればいい」と喜んだ。
 おめつきは200年以上前から伝わる火伏せの行事。「思いつき」が語源とされる。


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2017年01月25日水曜日


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