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<サイバー犯罪>宮城で過去最多210件

 2016年に宮城県警が摘発したサイバー犯罪は210件に上り、過去最多だったことが24日、県警のまとめで分かった。200件を超えたのは初めて。県警はサイバーの専門家とテクニカルアドバイザー制度を創設するなど対策を強化している。
 サイバー犯罪の摘発数と相談件数はグラフの通り。16年は前年比16.7%(30件)増の210件だった。内訳は児童買春・児童ポルノ禁止法違反が52件(前年比22件増)と最も多かった。中高校生の男女が無料通信アプリLINE(ライン)で見ず知らずの相手に自分の裸の画像を送り、被害に遭うケースが目立った。
 他人のIDやパスワードを盗むなど不正アクセス禁止法違反は前年より10件多い12件だった。
 相談件数は過去最多だった14年(1650件)に次ぐ1597件。詐欺や悪質商法が451件と最も多く、不正アクセスやコンピューターウイルス被害が260件、迷惑メール被害が210件と続いた。
 県警サイバー犯罪対策室は「スマートフォンの普及で年代を問わずインターネットを利用しやすい環境が整ったことが被害増の一因」と分析する。
 県警の佐藤宏樹生活安全部長は「ネット技術は日進月歩ならぬ『分進秒歩』の時代。犯罪の手口が巧妙化し、痕跡も残りにくくなっている」と懸念する。


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2017年01月25日水曜日


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