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<楽天>5位低迷でも…経済効果は最高に

野球場併設では日本初となる観覧車の運行が始まり、大勢の親子連れなどがゴンドラからの野球観戦を楽しんだ=2016年5月3日、仙台市宮城野区

 宮城県が試算したプロ野球東北楽天の2016年県内経済効果が、レギュラーシーズンで過去最高の213億円に上ったことが24日、分かった。チームは5位に低迷したが、球場改修の効果などで観客動員数が伸び、好影響をもたらした。
 これまでの最高は14年の212億円。記録を1億円更新し、前年比では206億円から7億円増加した。観客数は10万4163人(7.4%)増の151万7680人、1試合平均は1235人(5.8%)増の2万2652人で、ともに過去最多だった。
 チームは3年連続Bクラスに沈んだが、球場の内外野が天然芝に張り替えられ、左翼席後方に観覧車が新設された効果が観客数を押し上げた。注目ルーキーのオコエ瑠偉選手や就任した梨田昌孝監督の人気も動員に貢献したとみられる。
 16年シーズンの入場料や交通費、飲食費、グッズ購入費など直接効果は2億円(1.6%)増の129億円。各産業への波及効果は5億円(6.3%)増の84億円となった。
 東北楽天が日本一となった13年は、レギュラーシーズンの経済効果が187億円で、クライマックスシリーズ、日本シリーズを合わせると230億円に達した。
 県の担当者は「観覧車設置などで球場に来る楽しみが増えた。成績が上向けば、経済効果はさらに上昇するだろう」と今シーズンの躍進に期待した。


2017年01月25日水曜日


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