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<ベガルタ新顔>守備の要 攻撃にも意欲

守備の要として復活を期す増嶋

 J1仙台に5人の選手が加わった。顔ぶれは多彩で、上位進出を目指す上で欠かせない存在となる。新天地で活躍を期す新戦力を紹介する。

◎ベガルタ新戦力紹介 DF増嶋竜也(31)

 プロ入り後の13年間、全てJ1でプレーした。リーグ戦出場は243試合。経験豊富な増嶋は、仙台の守備の要として期待される。
 21日にあった鹿児島キャンプでのミニゲームでは、新システム「3−4−3」のセンターバックの真ん中を務めた。前所属のJ1柏でも経験がある。DF石川直は「いろいろと情報収集してプレーした」。チームメートからの信頼も厚い。
 武器は堅守だけではない。「自分のパスから(攻撃の)スイッチを入れる。レイソル(柏)時代から心掛けている」。言葉通り、練習中は精度の高いクロス、パスを度々披露する。
 昨季序盤はスタメンを張ったが、徐々に出番が減った。「毎日悔しい思いだった」と苦々しく振り返る。
 「自分はまだ終わっていない」と他クラブでの活躍を期す一方、6季過ごした地元千葉県のクラブに残りたい思いもあった。移籍は簡単な決断ではなかった。
 「試合に出て頑張る姿を見たい」。仙台入りを後押ししたのは、バドミントンの元五輪日本代表で妻、潮田玲子さん(33)の言葉だった。「自宅で悩む姿を見せ、つらい思いをさせてしまった。息子も1歳と小さいので、あと3、4年は試合に出続けて記憶に残したい」。闘争心に火が付いた。
 「チームの目標のトップ5(リーグ戦5位以内)に貢献したい。個人としてはフル稼働して、『もう1年残ってほしい』と言われるインパクトを残す」と語気を強める。仙台の地で復活を期す。(狭間優作)

[ますしま・たつや]180センチ、74キロ。背番号50は、柏時代に付けた「5」にこだわった。趣味はブラックバス釣りとゴルフ。オフの期間はサッカーをあまり見ない。チームメートのMF椎橋は、千葉・市船橋高の後輩。「すぐにあいさつに来てくれた」と笑顔。


2017年01月25日水曜日


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