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<クマ対策>人間の領域主張が有効

クマの生態や被害防止対策について学んだ講座

 秋田県内で昨年、ツキノワグマの出没が多発したことを受け、秋田市河辺の県森林学習交流館は21日、クマ対策などを学ぶ「クマ等の生態と被害防止対策講座」を同館で開いた。
 定員60人の2倍に上る約120人の市民らが参加したため、会場を急きょ変更。あきた森づくりサポートセンターの菅原徳蔵所長(64)が講演した。
 菅原さんは「狩猟者の減少や高齢化、耕作放棄地の拡大などにより、人を恐れない『新世代のクマ』が増え、近年は奥山から人里へと生息域を拡大している」と注意を喚起した。
 クマを里山におびき寄せないための対策として、「クマは餌がある場所を一度認識すると何度もやってくる習性がある」と指摘。「残飯などの誘因物を除去することや、荒廃した里山を整備して緩衝帯を設けて人のテリトリーを主張することなどが有効だ」と話した。


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2017年01月25日水曜日


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