宮城のニュース

<東北電>太陽光発電出力 水素を使い調整

東北電が建設中の水素製造システム。右のコンテナが製造装置、左が貯蔵タンク

 東北電力は26日、東北電研究開発センター(仙台市青葉区)に建設中の水素製造システムを報道機関に公開した。太陽光発電の天候に伴う出力変動を、水素を使った充放電で調整する仕組みを研究し、再生可能エネルギーの導入拡大に役立てる。3月末の完成予定。研究期間は2019年3月までの2年間。
 システムは水素製造装置、貯蔵タンク、冷却器、蓄電池など7台のコンテナで構成。屋上の太陽光パネル(50キロワット)で発電した電気を使って水を水素と酸素に分解、水素は金属に吸着させる方式のタンクに貯蔵する。電気が必要な時は、貯蔵した水素を燃料電池で酸素と反応させて発電し、センターの電力として使う。
 大手電力で初の試みとなる水素システムは、放電がなく長期保存に優れる。一方で、充放電効率が蓄電池の半分の40%と低いことが課題となっている。
 センターの小松原宏所長は「蓄電池による変動対策と併せて再生エネ拡大に貢献したい」と話した。


関連ページ: 宮城 経済

2017年01月27日金曜日


先頭に戻る