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<早採りワカメ>海の新緑 給食に登場

地元産のワカメがたっぷり入ったみそ汁を配る小学生

 松島湾で全国に先駆けて水揚げされる塩釜市特産の「早採りワカメ」が24〜26日、市内の11小中学校の給食の食材として初めてお目見えした。ワカメを贈呈した塩釜市漁協は「地産地消が広がればうれしい」と期待する。
 島に囲まれた松島湾は秋以降も一定の水温を保つためワカメの成長に適した環境にあり、他産地よりも早い12月から収穫できる。市漁協は今回、計51キロを市教委に贈った。
 26日、市漁協の阿部佳邑(よしくに)組合長(78)、佐藤健太郎副組合長(83)が塩釜二小を訪れ、6年生の児童とワカメが入ったみそ汁を食べた。佐藤副組合長はワカメを持参し、養殖の方法などを説明した。
 子どもたちはみそ汁をおかわりして地元の海の幸を味わった。佐々木沙弥さん(12)は「ワカメが松島湾で収穫できるとは知らなかった」と話した。阿部康志君(12)は「とてもおいしかった」と感謝した。
 市漁協によると、今シーズンの水揚げ量は前年の1.5倍と好調に推移。東日本大震災前を上回る水準まで回復したという。阿部組合長は「松島湾産のワカメはやわらかい。給食を食べた子どもたちが家に帰り、家族においしさを伝えてもらいたい」と話した。


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2017年01月27日金曜日


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