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<広域防災拠点>資材庫設置へ2億6000万円

 宮城県は新年度、JR仙台貨物ターミナル駅(仙台市宮城野区)に整備する広域防災拠点と連動し、県内7圏域8カ所に置く圏域防災拠点の整備に着手する。災害時に使用する資機材を保管する倉庫の設計、建設費として、2017年度一般会計当初予算案に約2億6000万円を盛り込む。
 圏域防災拠点は大規模災害で各市町村の防災拠点が利用不可能になった際、被災市町村の要請を受けた県が気仙沼、登米、栗原、石巻、大崎、利府と仙南地域の蔵王、白石の計8市町に設置。仙台市の広域防災拠点と連携し、市町村の救援活動を支援する。
 拠点に設置する倉庫は、いずれも鉄骨平屋で延べ床面積約140平方メートル。18年度から大型テントや照明灯、各圏域ごとに十数台ずつ発電機などを購入し、それぞれ配備する予定だ。
 地元自治体と県の協議で、倉庫の設置場所が決まったのは蔵王町総合運動公園(蔵王町)、大崎市古川総合体育館、県総合運動公園(利府町)、長沼フートピア公園(登米市)の4カ所。残り4カ所も場所選定の調整作業を進めている。
 県は16年度中に各圏域拠点の人員配置などを定めた運営マニュアルを作成。19年度までに倉庫の設置や資機材を配備し、地域防災拠点の整備を完了させる。
 大規模災害時に自衛隊や県外から駆け付ける救助隊、支援物資の集結場所となる広域防災拠点について、県は20年度の一部利用開始を目指している。


2017年01月28日土曜日


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