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<政活費>一部非開示は違法 オンブズ提訴へ

 元宮城県議会議長の安部孝自民党県議(61)=宮城選挙区、5期=の政務活動費(政活費)の領収書を一部非開示とした県議会の決定は違法だとして、仙台市民オンブズマンが27日、県を相手に決定取り消しを求める訴えを仙台地裁に起こすことを決めた。2月16日に提訴する。
 オンブズマンによると、一部非開示を決めたのは県議会だが法人格がないため、県議会を県組織の一部と見なして県を被告にする。
 オンブズマンは2015年12月、安部氏が県政報告会などに支出した10〜11年度と13〜14年度の領収書などの開示を請求。県議会は「個人識別情報に当たる」として名義人を黒塗りにした。オンブズマンは16年2月に異議を申し立てたが、県議会は11月に棄却した。
 オンブズマンは「政活費が不正の温床になっているのは明らか。一部非開示では適正かどうか判断できない」と指摘した。
 安部氏は16年3月、後援会が負担した集会費を自ら支出したように装い、政活費約12万円をだまし取ったとして、オンブズマンから詐欺容疑で告発された。仙台地検は12月、「十分な証拠が集まらなかった」として不起訴処分とした。


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2017年01月28日土曜日


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