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名取市高柳地区の災害住宅完成

山田市長(左)から鍵のレプリカを受け取る渡辺さん

 東日本大震災の被災者のため宮城県名取市が整備した同市高柳地区の一戸建てタイプの災害公営住宅が完成し、27日、入居者への鍵の引き渡しが始まった。
 完成した住宅は木造平屋と同2階の一戸建てタイプ計50戸。市は被災した閖上地区での現地再建を基本方針に据えているが、内陸側への居住を希望する被災者に配慮し、仙台東部道路西側の高柳地区でも建設を進めていた。
 市商工会館であった引き渡し式には43世帯の計約100人が出席。山田司郎市長が施工者の市復興公営住宅建設推進協議会から鍵のレプリカを受け取り、入居者代表の自営業渡辺昌人さん(59)に手渡した。
 閖上4丁目にあった自宅が津波で流失し、次男=当時(23)=を亡くすなどした渡辺さんは「震災から間もなく6年。仮設住宅暮らしで苦悩と葛藤が続いたが、やっと今日、鍵を受け取り、生活再建が現実のものとなった」と話した。
 市は高柳地区で別途、集合型の災害公営住宅50戸を建設しており、5月完成を目指している。


2017年01月28日土曜日


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