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<センバツ>仙台育英「さらにレベルアップ」

選抜高校野球大会出場が決まり、西巻主将を胴上げして喜ぶ仙台育英ナイン

 第89回選抜高校野球大会(3月19日から12日間・甲子園)の出場32校を決める選考委員会が27日、大阪市の毎日新聞大阪本社で行われ、東北から昨秋の東北大会を制した仙台育英、準優勝校の盛岡大付(岩手)が選ばれた。戦力以外の要素を加味する21世紀枠では不来方(こずかた、岩手)が選出された。岩手県からの2校選出は初で、岩手では前回の選抜大会も釜石が21世紀枠で選ばれている。
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 仙台育英は準優勝した2015年夏以来の甲子園出場。午後3時すぎに多賀城市の同校グラウンドで、遠藤和秀教頭から選出を伝えられた選手らは歓声を上げて喜び合った。
 昨秋の東北大会を制し選抜出場は確実視されていたが「連絡を受けて、やっと気が引き締まった。今までやってきたことを試合に向けて次の段階につなげていきたい」と佐々木監督。西巻主将は「全国の舞台に行くんだという気持ちで、さらにレベルアップしていかないといけない」と話す。
 主戦左腕の長谷川は昨秋の宮城県大会と東北大会の8試合に先発し、計55回で3失点と抜群の安定感を見せた。だが、明治神宮大会では、優勝した履正社(大阪)を相手に8四球と制球を乱して6回3失点。「コントロールの大切さを知らされた」と長谷川はそれ以降、プルペンでの投球練習をほとんど欠かさない。
 履正社戦は打線も振るわず、1−5の完敗。「相手が上だった」(西巻主将)と全国レベルとの差を痛感した。冬場は各自がバットを振り込み、スイングスピードや打球の質は上がってきているという。
 15年夏を経験した西巻主将以外は初めての甲子園。「焦らずプレーできるよう球場の雰囲気を伝えていきたい。一人一人が役割を理解して、全員で戦っていく」と意気込んだ。

[仙台育英]仙台、多賀城両市にある1905年創立の私立校。生徒2870人。野球部は30年創部。甲子園では89年と2015年の夏の選手権大会、01年春の選抜大会の3大会で準優勝。OBにロッテの平沢大河内野手らがいる。


2017年01月28日土曜日


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