岩手のニュース

釜石中心部に新飲食街 6店が先行開業

開店した居酒屋には常連客が駆け付け、門出を祝った

 東日本大震災で被災した岩手県釜石市の飲食店が入る共同店舗「釜石漁火(いさりび)酒場かまりば」が27日、同市中心部で開業した。4月下旬までにオープンする12店のうち、被災事業者は7店。仮設店舗からの再建を果たし、街のにぎわい再生に挑む。
 共同店舗は大和リース(大阪市)が大町1丁目の市有地約1170平方メートルを借り、鉄骨平屋で13区画を整備した。27日は新規事業者を含む居酒屋6店が開店。今後、日本料理や定食、パスタなどの6店が順次営業を始める。
 かまりばの名称は、語り場やたまり場、盛り場などの言葉に「釜石に行く」という意味を込めて付けた。
 津波で全壊した名物の「呑(の)ん兵衛横丁」からは、3店が入った。「助六」の店主藤原ヨウ子さん(72)は「横丁があった場所の近くに戻ってこられた。もう一度頑張りたい」と早速、常連客を出迎えた。
 開業を祝う式典で、大和リース岩手支店の池田康二支店長は「再建を望む人、新たに食で釜石を盛り上げたい人の熱い思いを実現する場所ができた。6店と少し寂しい門出だが、個性あふれる店が続々オープンするので期待してほしい」とあいさつした。


関連ページ: 岩手 経済

2017年01月28日土曜日


先頭に戻る