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<センバツ>不来方 初陣少数精鋭10人

21世紀枠で選抜大会初出場を決め、帽子を突き上げて喜ぶ選手たち

 部員10人の少数精鋭で憧れの甲子園に挑む。選抜高校野球大会の21世紀枠で初出場を決めた不来方(こずかた)(岩手)の選手は27日、歓声を上げて喜びを爆発させた。
 選手全員が前夜に頭を刈り上げて発表を待った。午後3時すぎ、岩手県矢巾町の同校に吉報が届いた。小比類巻圭汰主将(2年)は「一人一人が多くの場数を踏んできた。楽しんで勝つ野球をして初戦を突破したい」と力を込めた。
 昨夏に3年生13人が引退、1、2年生で10人だけになった。人数不足で守備練習が満足にできないため、打撃練習中心のメニューに取り組んだ。昨秋の県大会では、1試合平均で10本近い安打を放つ打力で、準優勝の快進撃を見せた。
 初の東北大会では初戦の2回戦で、八戸学院光星に0−2の零敗。甲子園常連の強豪校にも対抗できる得点力を高めようと、筋力トレーニングでパワーアップに励んできた。
 練習の合間には、全員で女子マネジャーが用意したご飯を1合ずつ平らげ、1人5〜10キロの増量に成功。速球派の投手に打ち負けない力強さを身に付けた。
 2月からは実戦を想定した練習に入る。雪の日は野球部専用の屋外グラウンドが使えず、教室や廊下でのトレーニングを余儀なくされる。
 小山健人監督(30)は「野球は人数じゃない。環境は違っても立っているスタートラインは同じ。気負わずにプレーしてほしい」と話す。


2017年01月28日土曜日


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