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<センバツ>盛岡大付「挑戦者の姿勢で戦う」

4年ぶりの選抜高校野球大会出場が決まり、雪の中で歓声を上げる盛岡大付の選手たち

 第89回選抜高校野球大会(3月19日から12日間・甲子園)の出場32校を決める選考委員会が27日、大阪市の毎日新聞大阪本社で行われ、東北から昨秋の東北大会を制した仙台育英、準優勝校の盛岡大付(岩手)が選ばれた。戦力以外の要素を加味する21世紀枠では不来方(こずかた、岩手)が選出された。岩手県からの2校選出は初で、岩手では前回の選抜大会も釜石が21世紀枠で選ばれている。
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 4年ぶりの吉報が届き、雪の残る盛岡市の盛岡大付に笑顔が広がった。午後3時半ごろ、同校グラウンドで関口監督から選抜大会出場を伝えられた79人の野球部員は、一斉に帽子を空に投げたりガッツポーズをしたりして沸き立った。
 昨夏の甲子園は「わんこそば打線」とも称された切れ目のない強力打線で16強入り。昨秋の東北大会でも投の二枚看板、右腕平松と左腕三浦瑞の活躍で準優勝を飾り、夏春連続の甲子園出場を確実にした。
 昨夏からのレギュラーは比嘉主将、三浦瑞、強打者の植田の3人が残る。「経験者が残っているのが強み」と関口監督。比嘉主将も「夏は先輩たちに甲子園へ連れて行ってもらった。自分たちの代で行くことに意味がある」と意気込む。
 冬場の練習では、東北大会の決勝で仙台育英に敗れて課題となった打撃の強化を目指し、筋力トレーニングで各選手がパワーアップを図っている。植田は「まだ(出場32校で)32番目の強さだと思っている。挑戦者の姿勢で甲子園に乗り込む」と気の緩みはない。
 昨夏を上回る8強進出を目標に掲げ、「打ち勝つ野球を貫いた先輩たちに追い付きたい」と比嘉主将。同県勢の不来方が21世紀枠で選ばれたのも励みで、関口監督は「互いに全力を尽くして岩手の春に温かいニュースを届けたい」と誓う。

[盛岡大付]盛岡市に1958年、生活学園として創立された私立校。90年に現校名に改称した。生徒488人。野球部は80年創部で最高成績は2016年夏の選手権大会ベスト16。OBにソフトバンクの松本裕樹投手らがいる。


2017年01月28日土曜日


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