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<東北アクセス>免許返納でバス運賃半額

南相馬署員らがバス車内で割引サービスを説明した

 路線バス運行の東北アクセス(福島県南相馬市)は2月1日、運転免許証を自主返納した乗客を対象に、南相馬市原町区と仙台市、福島市を結ぶ2路線の運賃を半額にする割引サービスを始める。これに先立ち、原町区で27日、取り組みを周知する活動を南相馬署と行った。
 2路線とも最長区間の片道1300円などが半額になる。該当する乗客は、免許証を返納すると交付される運転経歴証明書を運賃支払い前に提示する。
 高齢ドライバーが絡む死亡事故などの多発を受け、東北アクセスが南相馬署に提案して実施が決まった。同署によると、事業者が単独で割引運賃を設定するのは珍しいという。
 周知活動には社員や署員ら約10人が参加。東北アクセスのバス乗客に割引サービスを説明するチラシなどを配って「知人や家族に利用を促してほしい」と呼び掛けた。
 同社の遠藤竜太郎社長は「車は交通事故の加害者にも被害者にもなる。被害防止に交通事業者として協力していきたい」と語った。
 福島県警によると、高齢ドライバーが絡む県内の昨年の事故は1207件で、このうち19件は死亡事故だった。県内の運転免許証の自主返納促進では、南会津町が町内全ての公共交通機関で使える利用券を返納者に配布している。


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2017年01月28日土曜日


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