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色良し味良し ワカメ収穫本格化

湯気が立ち上る釜で鮮やかな緑になった三陸ワカメ=気仙沼市の波路上漁港

 宮城県気仙沼市階上地区の波路上漁港で三陸ワカメの収穫が本格化し、寒風の中、漁業者は刈り取りや塩蔵作業に追われている。
 夜明け前から沖合の養殖施設に出漁。2メートル以上に生育したワカメを刈り取る。漁港の作業場で葉と茎に切り分け、海水を沸かした釜に入れると、茶色のワカメは鮮やかな緑に変わった。たっぷりの塩に漬け込み、タンクで一晩寝かせてから出荷する。
 階上地区は東日本大震災で大きな被害があったが、漁業者はいち早く養殖を再開した。義父を津波で亡くした同漁協ワカメ部会の三浦秋浩副部長(41)は「今年は特に肉厚で色もいい。6年間、歯を食いしばってやってきたかいがある」と、頬を紅潮させた。収穫作業は4月中旬まで続く。(写真部・門田勲)


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2017年01月29日日曜日


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