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<311次世代塾>大震災若者に伝承 4月開設

 河北新報社は東北福祉大、仙台市などと協力し、若い世代を対象にした東日本大震災の伝承講座を4月に開設する。「伝える/備える」をキーワードに被災者らを講師に招き、震災の詳細に向き合い、教訓を学ぶ場として継続的に運営。震災を語り継ぎ、防災啓発の担い手になる次世代の人材を被災地から地域、全国に送り出すことを目指す。
 名称は「311『伝える/備える』次世代塾」。10代後半から20代前半の大学生や専門学校生、高校生、社会人らを対象とし、宮城野区榴岡の東北福祉大仙台駅東口キャンパス(旧代々木ゼミナール仙台校)を主な会場として年間15回程度の講座を開く。
 毎月第3土曜日の午前に開く講座では、震災直後、復旧期、復興期ごとに被災者や支援者らの生の体験談を聴き、体験に基づく教訓を学ぶ。被災地視察も数回実施する予定。講座内容と受講の様子は河北新報紙面で随時紹介する。
 河北新報社と東北福祉大、仙台市は、同大仙台駅東口キャンパスの社会貢献活用で協定を結んでおり、三者を核とした「311次世代塾推進協議会」(会長・一力雅彦河北新報社社長)が運営の母体になる。
 受講を推奨する協力大学として東北、宮城教育、東北学院、東北工業、宮城学院女子、尚絅学院の6大学が協議会に参加し、宮城県内の大学・短大などで組織し復興大学を運営する学都仙台コンソーシアムが連携団体、日本損害保険協会などが協力団体として参画する。
 定員30人で受講無料。修了者には協議会名で修了証を交付する。開講前のイベントとして3月12日の「仙台防災未来フォーラム2017」(仙台市主催)にセッション参加し、フォトジャーナリスト安田菜津紀さんを招いて次世代の震災伝承の在り方を語り合う。


2017年01月30日月曜日


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