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<電話相談>被災3県 自殺相談全国の2倍

寄せられた相談から地域の課題について考えたシンポジウム

 東日本大震災後、生活の悩みや心のケアに関する無料電話相談「よりそいホットライン」を全国展開する一般社団法人「社会的包摂サポートセンター」は2015年度の相談についてまとめた。それによると、宮城、岩手、福島の被災3県で自殺に関する相談割合が全国平均の約2倍あった。

 29日、仙台市内であったシンポジウムの中で報告した。報告によると、3県の15年度の相談件数は約54万件。このうち自殺に関するものが21.3%で、全国平均(12.6%)を大きく上回った。
 被災地の若い女性を対象にした「若年女性専門ライン」には453件の相談があり、20代が多かったという。
 シンポジウムで登壇した若年女性専門ラインで宮城県内の相談を受け持つ社団法人「ブレスみやぎ」の八幡悦子代表は「家族に起因する精神的な悩みを抱える人が多かった」と指摘。「チャットができる専用の会員制交流サイト(SNS)を通じてつながる若年女性を増やしたい」と話した。
 また、セクシュアルマイノリティーに関する10、20代の相談が増えている現状について、性と人権ネットワークESTOスタッフの内田有美さんが報告した。


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2017年01月30日月曜日


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