宮城のニュース

<NPOの杜>情報の格差をなくすために

 視覚や聴覚などに障がいがあり、必要な情報を得ることが困難な人々がいます。こうした情報の格差をなくし、知る権利を守る活動の一つとして、パソコン要約筆記があります。
 話していることを要約してパソコンに文字を入力することで、同時通訳するのです。難聴者、中途失聴者など手話の分からない聴覚障がい者にとっては耳代わりとなる通訳手段です。
 宮城県内でいち早くパソコン要約筆記に取り組んできたのは、NPO法人パソコン要約筆記文字の都仙台です。イベントや会議などへ通訳者を派遣するほか、養成講座にも講師を派遣しています。
 メンバーのほとんどが仕事と両立しながら活動しているため、年々ニーズが増加するにしたがって、全ての依頼に対応できなくなっているという悩みもあります。
 そこで団体では、毎月第2土曜日に定例会を開催し、入力練習や事例検討などをしながら人材育成にも力を入れています。
 「福祉に関心があり、パソコンでのタイピングが得意な方、ぜひ聴覚に障がいのある方々の耳となる活動に参加してください!」とは、代表の切なる呼び掛けです。
(認定NPO法人杜の伝言板ゆるる 庄司真希)


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2017年01月30日月曜日


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