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<仙台市予算案>一般会計3年ぶり増額

仙台市役所本庁舎=2016年11月

 仙台市は2017年度当初予算案を固めた。一般会計は5476億円で、16年度当初比で409億円(8.1%)増え、3年ぶりの増額となった。5000億円台を超えるのは、東日本大震災後の12年度から6年連続。特別・企業両会計を合わせた予算総額は1兆1109億円で、16年度当初を199億円(1.8%)上回った。

 奥山恵美子市長が2期目に手掛ける最後の当初予算となる。震災で後手に回った都市ブランドの構築と地域課題の解決に向けた施策に予算を重点配分した。
 都市ブランドの柱に据える青葉区の定禅寺通周辺の活性化を目指し、街並みの再構築の検討に3000万円を割り振る。市地下鉄東西線沿線のにぎわい創出に6億3000万円を投入するとともに、人口減少や高齢化が顕著な郊外団地と西部地区のまちづくりプロジェクトに5000万円を確保する。
 震災の津波で被災した東部地区のまちづくりでは、3月に閉校する若林区の東六郷小跡地の整備事業に1000万円、防災集団移転跡地の利活用の具体化に1億5000万円を充てる。
 東北六魂祭の後継イベントとして市内で6月に開かれる「東北絆まつり」の開催など東北連携推進に4億4000万円、山形市との協定に基づく仙山連携推進にも2000万円を計上し、他地域との連携に本腰を入れる。
 公共施設の長寿命化と改築更新を計画的に実施する公共施設等マネジメントに134億1000万円を充当する。市役所本庁舎の建て替えに伴い、新庁舎の基本構想の策定費用として2000万円を計上する。
 市は17年度当初予算案を16年度補正予算案とともに、2月9日開会予定の市議会2月定例会に提出する。


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2017年01月30日月曜日


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