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<世界卓球>史上最年少代表 張本意欲燃やす

全日本選手権男子シングルス3回戦で、社会人選手をストレートで下した張本。大会後、世界選手権個人戦の代表に選ばれた=19日

 5月にドイツで開幕する卓球の世界選手権個人戦の日本代表に、13歳の張本智和(エリートアカデミー、仙台市出身)が男女を通じ史上最年少で選ばれた。昨年12月の世界ジュニア選手権を史上最年少で制した将来のエース候補。「自分が一番弱いと思うが、1試合でも多く戦えるよう頑張りたい」と誓った。

 22日夜、代表入りを知ると「まさか。1年前までは夢にも思わなかった舞台。自分が本当に生きているのかと思ってしまった」。
 電話で報告した父の宇コーチには「浮かれないで頑張れ」と励まされた。「正直、もっと褒めてくれると思った」。中学1年生は照れ笑いしながら喜びをかみしめる。
 2020年の東京五輪で金メダルを取るのが目標。世界選手権には「五輪の2年前には出てみたかった」。思い描くシナリオより早く巡ってきた機会に「13歳だと思って油断する相手がいるかもしれない。得意のバックハンドでチャンスをつくり、上位を目指したい」と意気込む。
 22日に閉幕した全日本選手権は、ジュニアの準々決勝、一般の4回戦でそれぞれ敗退した。世界ジュニア王者に対し、年上の選手が全力でぶつかってくる姿を見て「自分が年下なのに守りに入ってしまった。もっと強気にプレーするべきだった」と反省する。
 世界選手権では他国の選手の試合を間近で見学できるほか、水谷隼(ビーコン・ラボ、青森山田高−明大出)ら国内トップ選手と行動を共にする。「貴重な経験を無駄にはしたくない」と既に戦闘モードに入っている。
 男子の倉嶋洋介監督は「日本の卓球界として、彼を世界チャンピオンにしないといけない思いは変わらない。どのくらい強くなるのか楽しみ」と期待した。(剣持雄治)


2017年01月30日月曜日


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