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<ボルダリング>岩手の伊藤最年少で日本一

ボルダリングのジャパンカップ女子で史上最年少優勝を果たし、ガッツポーズする伊藤選手=29日、東京・代々木第二体育館

 2020年東京五輪の追加種目、スポーツクライミングのボルダリング日本一を決めるジャパンカップは29日、東京・代々木第二体育館で準決勝と決勝が行われ、女子は盛岡市松園中2年の伊藤ふたば選手(14)=岩手県協会=が史上最年少優勝を果たした。
 伊藤選手は4位で準決勝を突破し、6人による決勝では四つの課題(コース)のうち唯一、三つをクリアした。
 過去10度優勝の野口啓代選手(茨城県連盟)が2位だった。
 男子は藤井快選手(東京都連盟)が史上初の2連覇を果たした。

◎盛岡の中2「東京五輪でメダル取る」

 11度目の優勝を目指した憧れの野口選手ら実力者を表彰台の両脇に従え、14歳の伊藤選手が日本一の座に上り詰めた。憧れの野口選手が持っていた16歳3カ月の最年少優勝記録を大幅に更新し「正直(実感が)湧いてない。自分でもびっくり」と夢見心地だった。
 160センチ、44キロの細身の体を巧みに動かし、柔軟性も生かして軽快に壁を登った。決勝では第3課題まで連続で成功し、ホールド(突起物)につかまりながらガッツポーズをつくった。
 父崇文さんの影響で小学3年からスポーツクライミングを始め「高いところが好きだった」とのめり込んだ。崇文さんによると、いきなり15メートルの壁を登ってしまうなど才能を発揮。昨年の世界ユース選手権で2位に入ったホープに、日本山岳協会の小日向徹選手強化委員長は「すごい可能性を秘めている」と賛辞を惜しまない。
 年齢規定でまだワールドカップ(W杯)には出られないが、将来の夢は東京五輪出場。「メダルを取りたい」と目を輝かせた。


2017年01月30日月曜日


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