山形のニュース

<上杉雪灯篭>米沢の夜彩 40回目準備

ワークショップで竹あかりを手作りする参加者

 山形県米沢市の冬の夜を彩る「上杉雪灯篭(ゆきどうろう)まつり」(2月11、12の両日)が今年40回目を迎えるのを記念し、市民団体が竹の筒にろうそくの火をともす「竹あかり」のイベント準備に取り組んでいる。戦没者への献灯の意を込めた上杉雪灯篭まつりの明かりに広がりを持たせ、幻想的な夜の空間を演出する。東日本大震災から6年となる3月11日には復興祈念として再び灯をともす計画だ。
 夢プロジェクト「竹あかり×ゆき×祈り」と題した企画で、学生や社会人ら市民約40人のスタッフが昨年末に準備を始めた。
 会場は上杉雪灯篭まつりが開かれる松が岬公園近くにある西條天満公園。長さ約30センチの一節の竹に穴を開け、筒の中にキャンドルを置く手作りの明かりを数百個配置する。
 3月11日に米沢市内で開かれる震災復興祈念イベントで、「キャンドルナイト」として竹あかりが再度お目見えする。
 竹あかりのアート作品演出と制作を手掛ける熊本市の「ちかけんプロダクツ」の協力を得て、会場内に大型の作品も設ける。
 今月21日には一般募集による竹あかり作りがあり、市民ら約40人が思い思いに手作りした。2月11日の本番まで計4回ワークショップを開く。
 プロジェクト事務局の相田隆行さん(42)は「竹あかりという新しい明かりで震災への思いを共有し、心のつながりができたらいいと思う。竹は米沢藩主上杉家の家紋でもあり、今後、市内の他のイベントにも広げたい」と話す。


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2017年01月30日月曜日


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