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<仙台市庁舎建て替え>財源年26億円積み立て

仙台市役所本庁舎=2017年1月23日

 仙台市は市役所本庁舎の建て替え費用を確保するため、既存の公共施設長寿命化推進基金を「公共施設保全整備基金」に改称し、2017年度から毎年度、26億円前後を積み立てる方針を固めた。市高速鉄道(地下鉄)建設基金の積立額を減額して建て替え財源に回す。2月9日開会の市議会2月定例会に関連議案を提出する。
 長寿命化推進基金は公共施設の大規模改修の費用積み立てのため、14年度に設置された。毎年度の積立額は決まっていなかったが、17年度からは事業所税の収入額の2分の1を積み立てる。16年度予算ベースでは約26億円で、新年度以降も同程度を見込む。
 事業所税収の2分の1相当額は16年度まで、高速鉄道建設基金に積み立てられた。市は同基金残高の推計から、今後の積立額を減らしても同基金の運用に問題ないと判断した。
 市は04年度に本庁舎建て替えのための庁舎整備基金を設けたが、09年度当初予算編成時に財源不足が深刻化し、残高が約25億円あった同基金を廃止して不足分を補うのに充てた。
 市は当時の残高相当分を戻す意味合いで、2月定例会に提出する16年度一般会計補正予算案に保全整備基金への積立金25億円を計上する。17年度末の基金残高は約85億円となる見通し。


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2017年01月31日火曜日


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