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農高生ジェラート+被災地の蜂蜜=もう蜜完成

開発された「もう蜜」
空港関係者らを前にプレゼンテーションする生徒たち

 宮城農高(宮城県名取市)などが開発したミルクジェラートに、東日本大震災で被災した同市北釜地区で栽培した菜の花の蜂蜜をかけた新商品「もう蜜」が出来上がった。同校などは名取づくしの新ジェラートを仙台空港などで販売させてもらおうと、空港関係者らを集めてプレゼンテーションを実施。好評を得た。
 もう蜜は震災の津波で流されながら同校に生還した「奇跡の牛」の子孫の生乳をジェラートショップNatu−Lino(ナチュリノ、同市)で加工。ジャパンローヤルゼリー(東京)などが北釜地区の農地再生を目的に育てている菜の花の蜂蜜を購入客の目の前でかけて食べてもらう。
 23日に市役所であったプレゼンテーションには、同校農業経営者クラブの生徒11人が出席。日本航空仙台空港所の稗田洋子所長や仙台国際空港の小笠原光徳アシスタントマネージャーらに、蜂蜜の用い方を巡って試行錯誤を繰り返した開発経過を説明した上で、試食してもらった。
 稗田所長は「白いジェラートにゴールドの蜂蜜がかかり、特別感がある」と評価。小笠原さんも「世界に紹介できる。日本で食べる最後のスイーツとして、搭乗ゲート先の喫茶店で外国人に売れるのではないか」と語った。社内で販売可能性を検討するという。
 同校食品化学科2年の金山沢杏朱さん(17)は「商品として一つの形になり、おいしいと言ってもらえてうれしい。仙台空港で販売できるようにしてもらい、多くの人を笑顔にしたい」と話した。


2017年01月31日火曜日


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