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<東北電>5年ぶり減収減益 燃料費変動影響

 東北電力は31日、2017年3月期第3四半期(16年4〜12月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比7.9%減の1兆4017億8200万円、経常利益は30.3%減の821億1600万円となり、第3四半期としては5年ぶりの減収減益。輸入燃料の価格変動を反映させる燃料費調整制度の影響などが収支悪化の要因となった。
 純利益は32.6%減の533億2600万円。費用面では、発電効率が高い新仙台火力発電所3号系列(仙台市宮城野区)が全量運転を始め、70億円の燃料費削減につながった。
 燃料価格を電気料金に反映する燃料費調整制度に基づく差益は、原油の急落で拡大した前年に比べ380億円減少。207億円増となった退職給付費用とともに収支を悪化させた。
 東北電は通期の業績予想を修正し、経常利益の見通しを50億円増の1050億円、純利益を30億円増の700億円にそれぞれ引き上げた。効率化によるコスト削減効果を見込んだ。
 期末配当は5円増配の20円とし、年間配当は10円増の35円の予定。記者会見した原田宏哉社長は「原発再稼働は依然不透明で、競争激化へ強固な経営基盤が必要だが、効率化で一定の利益水準を確保できる見通しだ」と説明した。連結子会社は48社。


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2017年02月01日水曜日


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