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<再処理工場>MOX粉末 不適切管理

 日本原燃は31日、青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場で、ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)粉末などの核燃料物質を、保安規定で長期貯蔵場所として定めていない所で長期にわたって保管する不適切な管理があったと公表した。同社ホームページで毎月公開している不適合情報の12月分に掲載した。
 不適切に保管していたのは、操業に向けたアクティブ試験などで発生したMOX粉末計約1.8キロ、ウラン酸化物粉末約2トン、劣化ウラン粉末約500キロ。ウラン・プルトニウム混合脱硝建屋など三つの建屋で、密閉作業容器「グローブボックス」や貯蔵容器一時置き場などに数年にわたって保管していた。
 原子力規制庁が昨年11、12月の保安検査で保安規定違反の疑いがあると指摘し、原燃に早急な対応を求めた。原燃は「東日本大震災後に新規制基準への対応などがあり、仮置きの状態が続いてしまった」と説明する。対象となった核燃料物質の一部は貯蔵施設への移動を完了。今後、全量の保管を適正化する方針。
 同社は2015年11月にウラン濃縮工場の放射性廃棄物の保管が不適切だったとして保安規定違反と判定されている。


2017年02月01日水曜日


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