宮城のニュース

<公立高入試>国語/実生活の言語能力試す

 大問5問の構成は昨年と同様だった。それぞれ10〜50字の記述問題が設けられ、読解力や言語の知識、理解に加えて、要約する力も問われた。対話の流れから発言内容を考えさせる問題などもあり、実生活に生きる言語能力が試された。
 第1問は、転校を経験した中学生2人の交流を描いた重松清氏の小説が素材。会話文や行動描写から登場人物の様子や心情を読み取り、適切に表現する力が必要だった。
 第2問は佐藤健二氏の評論「ケータイ化する日本語」から出題。筆者の見方や考え方を叙述に即して的確に読み取る力が試された。第3問は、詩歌の鑑賞力や発言の内容を理解する力が問われた。
 第4問は基礎的な漢字の読み書きや類義語と対義語、敬語といった言語に関する全般的な理解が求められた。第5問は「孟子」を扱い、古典の基礎的な知識や理解、古人の考え方を的確に捉える力が問われた。各領域の学習内容を踏まえ、難易度のバランスや分量も適切だった。
(仙台市七北田中・渥美俊彦教諭)


関連ページ: 宮城 社会

2017年02月02日木曜日


先頭に戻る